夜半から降り出した雨で 944の景色は墨絵のように滲んでいた 対岸には ぼんやりとレーヨンの赤白が浮き上がっている 外気温20℃ 絶好のコンディション・・・ 釣れない鳴門のメバルに見切りをつけて イマギレのスロープに着いたのは真夜中だった 絹糸のようなやさしい雨が降っている 楽しいゲームを予感させるに十分の雨だ 夜が明けるまでにはまだたっぷりと時間があった ボクは独り 車の中で楽しい釣りの予兆を楽しんでいた 5時30分 我々を載せた12フィートは まるで牛乳瓶の底のような944の水面を滑り出した 小糠雨が乾いた喉を潤す あんのじょう いきなり「ドカン!」と出た そして 次から次へと飛び出してきた その後も 雨は降ったり熄んだリを繰り返した 実にいい雨だ トップ屋の熱意が伝わったバスが こんなに元気に水面を割ってくれる やめられない やめられない 雨が降ったらトップ屋がもうかる 3 September 2001 Ikasas Ikuy <<< top water bassin' '
by angling_net
| 2009-08-01 21:25
| 水面バス釣り
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