2nd Thailand visit 1/2
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Everyday, Everyday ...........

食う、寝る、釣る‥‥‥
食う、寝る、釣る‥‥‥
食う、寝る、釣る‥‥‥

来る日も来る日もそうやって遊び暮らしていたいと
ふと思うことがボクの人生にはたびたびある
それがかなわぬ願いであるならば
たとえ一週間だけでもいい
そんなふうに暮らしてみたい‥‥‥と
ふと
ささやかに願ってみる


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そして二度目のタイ遠征だ
あれからまだ三ヶ月あまりしか経っていないというのに‥‥‥
抑えきれない何かが自分の中にあったのだろうか
たぶんきっとそうにちがいない

ここへ至るには決して平坦な道ではなかったはずだ
だいいち仕事を何日も休まなければならないし
貧乏サラリーマンには経済的な負担も少なくはない
しかしすでに
一歩踏みだしてしまった自分がそこにいる以上
もう後には引けないのである
こういう状態を「ハマってる」と世間では言うのだろう

さて
前回の釣行で得た経験をもとに
自信たっぷりに臨んだ二度目のタイ遠征だったが
結果から先にいうと完全な敗北であった‥‥‥
それもかなり惨めな敗北と言わざるを得ない
見えていると思っていたものが
実はまったく見えていなかったのだ
ああなんという失態だ
これはもうおのれを呪うしかない‥‥‥

状況が悪いだとか
時期がどうのこうのという問題ではない
そういうことは何も今に始まったことではない
そもそも
「来るのが少し早すぎたようだね」
だとか
「昨日まではジャカスカ釣れていたんだけど」
というような話は
世界中のいたるところに
それこそ石コロのように転がっているのだ

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ブン・ボラペッというタイでいちばん大きな自然湖では
釣る前に腐った藻や数億匹の羽虫と闘わなければならない

まず前回の反省から道具立てを整備する
バスのラバージグ用のヘビーアクションロッドを4本
ロープロファイルの高速回転リールを3個
中古品をオークションで買ったものもあるが決してお安くない道具だ
さらにラインとフックを強化する
PEライン40〜100LBに国産ダブルフック
これでじゅうぶんだと思った
しかし
結論から言うとこれらはすべて失敗だった
竿の張りが強すぎるうえに伸び率ゼロの糸
そして強度ばかりを重んじたために
太すぎて刺し抜けが悪くバーブが小さく外れやすい鉤‥‥‥
それらの組み合わせはプラー・チャドーには最悪だった

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開高健が「フィッシュオン」でブンブラペと書き記した
釣り人あこがれの「ブン・ボラペッ」
朝には蓮の花が開く‥‥‥まるで天上のようなところだ

少なくとも
もっと柔軟性のある竿を使うか
あるいは糸をナイロンまたはフロロカーボンにするか
伸ばされる恐れがあっても差し抜けの良い鉤にすべきだった
なぜそうすべきだったかというと
それは
プラー・チャドーという魚が
ニッポンに居るカムルチーやライヒーとは
まったく違う捕食のしかたをする魚だからだ
多くの種類のナマズや
タイにも居るプラー・チョンという種類の雷魚とも
プラー・チャドーはまったく違う魚だったのだ
何がどう違うのかについては後で詳しく述べることにして
そんなことよりも
まずそのことを
前回来たときになぜ学んでおかなかったのかということなのだ
ボクが自らの敗北を素直に認めるのは‥‥‥まさにこの点だ

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ブン・ボラペッで唯一釣れたチャドーのお子様
共食いするのか尻尾がボロボロにかじられている

ブン・ボラペッではバラシの連続だった
鉤がかりすると強烈に首を振って鉤を外そうとする
それは前回の経験でじゅうぶんわかっていた
しかしそんなに簡単に鉤を外されたという印象はなかった
小さいながらも掛けた魚はたいがい捕れたのに
‥‥‥なぜだろう?
その原因のすべては今回準備したタックルにあった

それにしても強烈な羽虫(蜉蝣)の襲撃だった
あっという間に船は羽虫の死骸で満杯になった
それを踏んで滑って船の上で転びそうになる
つぶれた羽虫の汁で足も手も首もベトベトになる
それは喩えようもなく想像の範疇を超えた状況だったが
言い換えれば
いかにここの自然が豊饒であるかという証明でもある
もう‥‥‥笑うしかなかった

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ブン・ボラペッのほとりに建つ掘っ立て小屋のようなレストラン
ここで食べた焼きプラー・チョンはとても美味かった

東南アジア独特のネットリとした空気に体が順応しはじめる
聞こえてくる鳥のさえずりや虫の音に耳が馴染みはじめる
バラシの連続だからと言って
釣れないからと言って
けっして楽しんでいないわけではない
ブン・ボラペッからカオレムダムへの長時間の移動さえも
むしろ
目に飛び込んでくる風景や
現地の人々の暮らしぶりなどを
旅行者としてきっちり眺め楽しんでいる
釣れないけれど‥‥‥
悪くはない
悪くはない


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by angling_net | 2007-08-30 23:00 | タイの釣り


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