チョンブリの湖でプラーチャドーを狙うこと 3/15
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チョンブリのリザーバー
自然湖のような雰囲気がある
午後からは必ず海から吹く風に悩まされる

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タイへ魚を釣りに来た。
勿論これが大前提である。
しかし、それだけではないプラスアルファを求める気持ちもなくはない。
釣りばかりしないで、のんびりしたいという気持ちもある。

ああ、旅人は贅沢だ。

だが、とりあえずは釣りだ。
バンコクから東へ約二時間。
チョンブリという、シャム湾に面した町の郊外にある湖へ、プラーシャドーを釣りに行く。

朝、まだ薄暗いうちから湖に浮く。
2投目に早くもシャドーのバイト。しかし乗らない。
雲の切れ間から太陽が顔を出すと、ジトッとした空気が湖面を覆う。
暑い。

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作戦会議をするタイ人化したリーダーと現地人ガイド
(右端が Gorila-Imo)

ボクが乗ったハンヤウの船頭は、Gorila-Imoという中年のボートマンだ。
操船技術はC〜D級。
無口。
時々「auaoo」と叫んで、呼吸しに水面に上がってきたプラーシャドーの波紋を指さす。
釣れないとまた邪魔くさそうにパドルを動かす。
もっとシャキシャキできないのか‥‥‥否、これが平均的タイ人だ。
そしてここはタイだ。
それでいい、それでいい。

現地ガイドの表情は真剣そのものだが、
リーダーの意見を理解しているかどうかは怪しい。
この湖はエンジンもエレキも使用禁止らしい。
風が出始めると船頭は操船が大変だ。
しかし、Gorila-Imoは漕がずにオダや草を握って船を止める。
ああ、投げるところがない‥‥‥。

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この日、ボクはプラーシャドーを三匹釣った。
しかし、そのうちの二匹はGorila-Imoの拙いネットさばきで逃げられてしまった。
一匹は60cm級のあの婚姻色に彩られた一匹だった。
でも、だれも責められない。
ひとせいにしてはいけない。
逃げられたけれど、
それでいい、それでいい。

三匹目はGorila-Imoを頼らず自力で抜きあげた。
しかし、ネットの要らないほど小さなシャドーだった。
決して不平を言ってはいけない。
釣りは大きさでも数でもないのだ。
一匹は一匹、女は女だ。
釣りは最初の一匹にすべてがある。
ボクはこの一匹で納得することにした。
小さいけれど、
それでいい、それでいい。


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by angling_net | 2007-08-30 23:26 | タイの釣り


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