青いピン川で突然ボートのエンジンが壊れること 4/17
a0110205_245333.jpg
赤いナン川(右)と
青いピン川(左)は
ナコンサワンの中心部で合流する
赤と青が混じり合いつつ
チャオピャヤ川となって延々と流れ続ける
川はやがてバンコク市内を突き抜けタイ湾へ注ぐ
その
青いピン川の上流のポイントで
突然サンダルオヤジのボートが止まった
エンジンの故障だ
燃料パイプが詰まったのか
冷却水の吸入口に何かが詰まったのか
エンジンはまったく吹きあがらなくなった
まだ午後の釣りが始まったばかりだ

サンダルオヤジは
仕方がないのでパドリングでやるという
しかし
この先何キロもパドルを漕ぎ続けるというのか
ボクは釣りができることよりも
サンダルオヤジの体力が心配になる

a0110205_2454635.jpg
黙々とパドルを漕ぎ続けるサンダルオヤジの分厚い背中

ゆっくりとしたスピードで釣り下る
ポイント移動もトロトロだ
たしかに
もっと広範囲に攻めるという予定は狂ったが
ボクは
これも「タイの釣り」のひとつと受け止めていた
それに
今日の釣りは午前中ですでに完結していた
念願のプラビヤウを釣ったのだ
その紛れもない事実が
ボクに大きな悦びとゆとり与えてくれていた
あとはゆっくりと
この美しい風景の中で時間の過ぎるのを楽しむだけだ

a0110205_2455878.jpg
ピン川の渡し(バイクフェリー)

それでも
サンダルオヤジは必死に漕いでいた
イープンから来たヘタクソな釣り人に
なんとか魚を釣らせてやろうという意気込みだ
そんなにがんばってくれなくてもいいのに
マペンライ
マペンライ
ボクは十分満足しているのだよ

突然アタリが来た
プラビヤウだ
ボート際でロッドチップを絞り込んだ
しかしそれは一瞬の出来事だった
次の瞬間
竿は元の真っ直ぐな棒に戻った
バラしたボクよりも
サンダルオヤジの方が悔しがっているのが面白かった

a0110205_2461273.jpg
戦時中日本人が架けたという橋

その後
アタリはまったくなかった
今朝
プラビヤウが釣れたポイントまで漕ぎ下ったが
アタリはなかった

日が大きく西の傾き
一日が終わろうとしていた
素敵な一日だった
日本ではとても経験できない一日だ
たしかに
充実はしていたが
引き締まっていたわけでもないし
緊迫感もなにもない一日だった
あえて言葉にすれば

"How a wonderful day !"


< return    next >








































































'
[PR]
by angling_net | 2007-08-31 02:03 | タイの釣り


<< チャオピャヤ川本流でプラカスー... 赤いナン川でプラサワイを一匹釣... >>